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2024.04.09

大分の害虫・害獣駆除のプロにリアル話を聞いてみた┃ゴキブリ・シロアリ・ハチ・イタチはどう駆除するの?

去年さ、我が家でゴキブリを5回くらい見つけたんだよね。

うわー!それ、ちゃんと滅ぼしたの?

いや、1匹以外は逃がしたんだよね

1匹いたら100匹いると思えとか、言うよね

え……100匹はちょっと引くんだけど

僕も引くわ。どうすんの?

どうしようかな〜

そんなわけで今回は、大分県で害虫駆除・害獣駆除を行う「コクエイ消毒」にお話を聞いてみました。じゃんじゃん飛び出す、身近なのに知らない話がいっぱいです。

ただし、今回は虫の話が大量に出てきますので、苦手な方は気を付けてごらんくださーい!

昭和50年創業のプロ集団!経験豊富でも怖いものはある?

長野社長、長野専務、こんにちは!今日は害虫・害獣駆除についてお話を聞きにきました。この会社は、いつ頃始まったんですか?

私の父が「コクエイ防疫薬品センター」として昭和50年の4月1日に創業しました。

昭和50年!ずいぶん前からあるんだね〜

そうですね。当時はあまり衛生環境も良くなかった時代です。父はこの国の衛生環境を守りたいと思い、「国」「衛生」から1文字ずつとって「国衛」という言葉を作り社名にしたんですね。現在は大分市と玖珠町に事務所を持ち、大分県内を中心に活動しています。

なるほどなー。害虫や害獣駆除って、どんな人から依頼が来るの?

飲食店やホテルなどが7割で、主にゴキブリ、ネズミ、ダニ、ハチ、トコジラミなどの駆除です。

一般のお客さんが3割くらい。ネズミ、イタチ、シロアリ、ハトなどの相談が多いですね。

アライグマやアナグマなどが天井裏に入り込み「物音がするので駆除して」という依頼もあります。イタチは断熱材を巣にするんです。動物が入ってしまった場合は、穴を塞いでフンを掃除するなどの処理が多くなります。

へー!結構いろんな動物が入り込むんだね。これまでインパクトのあったことってなんですか?

天井裏でムササビと遭遇して、目があって格闘したことですかね。普通の動物は逃げるんですが、ムササビは向かってきたんですよ。

なにそれ怖っ!

本当、怖かったですよ。あと、床下でヘビ遭遇するのも嫌ですね。私はヘビが大の苦手なので、冗談でなく泣きそうになりました(笑)

うわ〜やっぱり大変な仕事なんだな。

そうですね。ハチには刺されすぎて、これ以上刺されるとシャレにならない感じです。

ううう……がんばれ!!!!!

本当に怖い害虫ハチ・シロアリ・ゴキブリ駆除の実態

身近にいるけど、お近づきになりたくない虫、それがハチ・シロアリ・ゴキブリです。「コクエイ消毒」での駆除方法とは?

長野社長と、長野専務にお答えいただきました。

まじで恐怖の存在「ハチ」

ハチの駆除にはヘルメット、防護服、手袋、長靴を装着して、フル装備で挑みます。ヘルメットと防護服はジッパーでつなぎ、服の中への侵入を防止。

作業に熱中しすぎた結果、防護服と手袋の間に隙間ができてしまい、刺されてしまった経験もあるとか。

防護服の素材はツルツル。ハチが服にとまりにくい=刺されにくいという仕組みです。

ちなみに、風を通さないので「地獄のように暑い」とのこと。写真は1月、寒い日の野外での撮影ですが…長野専務が装着した防護服、内側が暑さで曇ってしまいました。

ヘルメットにはファンを取り付けたり、氷を入れたりできますが、ハチの活発な夏時期にはかなり大変。殺虫スプレーを撒き、その後に巣を撤去してハチの駆除を行います。

家を食べるのはやめて〜!「シロアリ」

シロアリは人間にとって厄介な虫ですが、倒れた木を土に還す役割を担っている虫です。

木造住宅でなくても、コンクリートのひびや、パイプのひびなどからも入って来ます。マンションでは、木製の扉が被害にあうこともあるんですって。

シロアリ駆除は薬品やゴミなどが家に入らないように養生し、床下での作業をスタートします。

床下の作業は基本的にほふく前進です。釘が出ているなど危ないことがあるので、防護できる作業服を着用します。

床下は水道管から水漏れしていたり、壁や柱にヒビがあったりすることも。水がひたひたに溜まっていたこともあるそうです。水漏れはシロアリの原因にもなるので要注意!

「コクエイ消毒」では、床下を撮影し、お客さんに状況を知らせています。

ヘビに遭遇したり、古いワインが出てきたり、年代物のコインが出てきたり……思わぬ発見があるケースも。なかなか自分ではみる機会も少ないので、喜ばれることも多いです。

頼むから姿を見せないでほしい「ゴキブリ」

一般家庭のゴキブリは、外から侵入し、配管の隙間などにいることが多くなります。写真のように、キッチン収納なんかの奥、パイプ付近など。

飲食店で働く人は、店から小さいゴキブリを持ち帰ってしまうこともあるようです。その場合、冷蔵庫の留め具や棚などにすみつきます。

寒い時期なら、暖かい家電の中に入り込むこともあり、故障の原因になることも珍しくありません。以前、長野社長は炊飯器の液晶の中にいるのを発見したそうです……あまり想像したくないですね。

このように奥深くに入り込んでしまうと、市販の煙が出るタイプの薬剤でも効かず、業者に依頼が必要です。

プロの秘密兵器、駆除アイテムを公開!

害虫・害獣駆除に欠かせない専門のアイテムをご紹介します。

頻繁に使う必須アイテム「噴霧機器」

(写真左)ムカデやゴキブリなどの虫が家に侵入するのは、換気口などさまざまな隙間から。そこで、家の外回りにぐるっと薬剤を散布します。虫が薬剤を踏むと、その後息が絶えるため、家の中に侵入しても増えない、という仕組み。

ちなみに……家に大きい穴がある場合、ネズミや蛇などの侵入を防ぐため、網を取り付けることもあります。

レア度高めの「スイングフォッグ」

薬剤を煙にして出すマシン。名前がカッコいい!そしてデカイ!!音も大きいので、住宅地では使えません。

まるで火炎放射器のような威力で、公園などの広い場所で蚊の駆除などに使用します。過激なバル◯ンみたいなもの。

水蒸気でやっつけるマシン(ULV噴霧器)

スイングフォッグが煙を出すのに対し、こちらは水蒸気が出るマシン。

薬剤を撒くために使用します。

小動物捕獲用箱罠

小動物を捕獲する用の箱罠。動物は捕獲&リリースが基本です。

ゴキブリの食毒

虫が食べると死ぬ餌を置くマシン。厨房などに何百ヶ所も置いていくなどして使用。

レストランなど厨房に薬剤を使用する場合、医薬部外品など体に害がないものを使います。

腰袋(7つ道具)

ゴキブリ駆除の必須アイテム。

ゴキブリ用スプレーのほか、ゴキブリがいるかチェックする「ゴキブリホ◯ホイ」のようなアイテムも常備。捕獲用ではなく、あくまで確認用のアイテムです。

見えない場所・知識の無さにつけ込む「悪徳業者」の話

身近にいるけど、あまり知ろうとしなかった虫の被害とか、潜んでる場所とか、意外なことも多くてびっくりしたよ。

ところで、害虫駆除とか害獣駆除って「作業後に目ん玉飛び出る額を請求された!」とかよく聞くけど、実際はどうなの?

残念ながら、この業界はいわゆる悪徳な会社もまだまだ多いんです。具体的にはシロアリがいないのにいると言ったり、床下の湿気が高すぎるからと嘘をついて換気扇を過剰に設置したり。

床下に耐震しましょうって言って、L字金具をとめずに置くだけっていうのもありましたね。一般の人にはわからないからと、やりたい放題する業者がいるんです。

えーーー!そんなにひどいの?
でも確かに、床下とか天井裏とか普段見ることがないし、専門家に言われたらその通りにしちゃうかもな…

予防法は「安易に床下に入らせない」「家に入れない」ことですね。床下に入ったり家に入れたりした後だと、あれこれ言われることが多くなるので。

もし心配事があって見てほしいと思ったら、信頼できるところへ依頼しましょう。「コクエイ消毒」は無料調査はせず、お金をいただいて調査します。実際に作業することになったら、調査代は差し引くシステムです。

床下や天井裏に入るには経験と技術が必要です。本当に最悪の業者は、床下のパイプをわざと壊す、なんて荒業を行うこともあると聞きます。

なんだそれ、怖すぎる…
しっかり業者を選ぶの、まじ大事だなぁ。

現代ホラー「薬剤耐性型ゴキブリ」のシャレにならない話

そういえば、社長のところに来るお客さんはホテルや飲食店などが7割って言ってましたよね。具体的に、どんな依頼があるんですか?

この業界で長年やらせてもらっているので、「最後の砦」として、うちを頼ってくれるところもありますね。

最後の砦?

そう、例えばゴキブリですね。「他の業者に頼んだけどいなくならないから、なんとかしてくれ」と頼まれることがあります。

経験や知識があまりない会社に依頼すると、マニュアル通りに対処するだけで、駆除しきれないケースが出てくるんです。

そうして生き残ったゴキブリに耐性がついてしまい、普通の薬剤が効かないこともあるんですね。

それって、強いゴキブリが生き残って繁殖しちゃうってこと…?

そうなんです。薬剤に耐性があるゴキブリになっちゃうんですよ。こうなると、駆除するには経験と技術が必要になります。その現場に対応したオーダーメイドの駆除法を考えなくてはいけません。

私たちは一度試してみて、効かなければ別の対策をとり、またやってみる。その繰り返しで駆除していきます。

駆除した後は、今後出ないようにする対策や、清掃も大切なので、アドバイスもします。同じ現場はひとつもありませんね。

へー。ただ薬を撒いて終わりかと思ったら、そんな苦労があるんだなー。
他に、大変な作業ってありますか?

あとは、鳩対策のネットは大変ですね。高所作業だから。私、高所恐怖症気味なんですよ(笑)

あーそれはツラい!!!

小動物などの駆除には、申請して許可をもらう必要もあり、そういった面でも大変ですね。あと、流行りモノも大変ですね。

流行りモノ?

ヒアリ、デングネツ、セアカゴケグモ、ヤンバルトサカヤスデなど、ニュースになったりするやつですね。それこそ今は、さっきも話したトコジラミなどが流行ってますよね。

今までにいなかった虫などは対処法がわからないので、いろんな県の同業者の仲間に聞いて薬剤を試したりしています。

なるほど〜そういうこともあるのか。考えたこともなかったよ。

実は今の方が大変?害虫・害獣駆除の今昔物語

とは言ってもさ社長、昔と比べて便利なマシンとか、虫を一気に全滅させる薬とか、そういう進化があるんじゃないの?

実はそれ、逆なんですよ。昔は煙をバンバン使ったり、薬剤も強いものを使ったりできたんです。

でも今は極力、薬や大掛かりな機械を使わないようになってきました。環境に配慮した駆除が必要なんですよね。昔よりも、駆除するのは大変かもしれません。

今は市販の薬剤も種類が豊富なので、自分で駆除を試してみて、やっぱり無理だと感じたら我々プロの業者が呼ばれる、という流れが多いんです。

古くからこの業界でやらせてもらっているので、うちには大掛かりな機械も揃っています。今でもそれが必要なケースも出てきます。さまざまなケースに対応できるのが「コクエイ消毒」の強みですね。強い薬剤が使えないからこそ、知識と経験と技術が必要不可欠だと思います。

そうか〜人にも環境にも優しくって考えたら、あんまり激しい薬とか、大量に散布するとかはできなくなってるんだね。てっきり「最新技術で一瞬で撃退!」みたいなのかと思ってたよ。

現場に行って体を張って、やっぱり一筋縄じゃいかないお仕事なんだな。

今日はいろいろ教えてくれて、ありがとうございました!!!

はい、こちらこそ、ありがとうございました。

「最近家にゴキブリが出て困る…」
「シロアリ被害が心配…」
「天井裏から音がする…」

でも、誰に相談したらいいのかわからない。
信用できるところはどこ?

というあなた、ぜひ一度「Doする」にご相談ください。
害虫・害獣駆除のプロフェッショナルをご紹介します。


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