今回の困りごとは、大分県大分市にお住まいのIさんからのご依頼。
中古住宅を購入してしばらく経つと、結構よくある…あの問題です。
2013年ごろ、Iさんが中古住宅として購入した一軒家。2004年に建てられました。
購入してから約10年。これまで外壁などには一切手を加えていません。
気になるのは…
・屋根の塗装の劣化
・外壁の塗装の劣化
・外壁の継ぎ目などの補修
この三つを修復したいと思い、Doするにご連絡いただきました。
まずは自宅を見てもらってから、見積もりをお願いしたいとのこと。
さっそく業者を紹介し、調査・見積もりからスタートです!
まずは現地調査から。プロ目線で家を見ると、気づかなかったあれこれが発見されるはず。
それほど目立った汚れや気になるところは無いように見えるものの…
外壁の継ぎ目に注目。
近づいてみると、継ぎ目(コーキング)の部分にひび割れがあります。
サッシ周りにも発見。
外壁の継ぎ目が経年によってひび割れることは、よくあること。ですが…放置していると、ひび割れから雨などが外壁の内側に入ってしまうため、カビが発生するなど建物の劣化につながることがあります。
ひび割れを放置して家全体が劣化する前に、修復したいものです。
ベランダのサビも結構キてますね。
表札やポストがある玄関部分も、だいぶ汚れが目立っているようです。
外壁の一部が浮き上がってしまっている部分もありました。
素人では見落としてしまいがちなポイントも、プロの目線でしっかりチェック。
家の図面と照らし合わせながら…
細かい数値を測っていきます。
屋根はげを確認するために、ドローンも登場しました!
文明の利器を使えば、安全に屋根の上を見ることができます。
手元のタブレットでスイスイとドローンを操作。
屋根を観察してみると…
一部が割れていたり、塗装が剥げているのが確認できました。
屋根のはがれは放置すると、雨漏りなどにつながることもあります。雨漏りすると、修繕は大がかりになり、修繕費も跳ね上がってしまいまうので、早めの修繕がおすすめです。
入念な現地調査が終わったら、いよいよどこをどうするか、修繕の工程や予定の確認です。
今回の現地調査で、外壁だけでなく雨樋や門塀なども塗装することになりました。
その予定図がこちら↓
「家のこの部分って、こんな名称だったのか…」
勉強になります!
塗装する部分の色も間違いがないように指定されています。
塗り間違いなどがないようにきちんと確認できるよう書類にしてくれるのもありがたいですよね。
今回Iさんは「以前と変わらない色味」を希望されていたので、外壁は現在の色を活かすクリア、軒天などの部分も現在と同じく「白」で設定されました。
どんなふうに変化するのか楽しみです!
同時に、今後のスケジュールが決定しました。
▼工程表
足場仮設……………………… 1日
外壁・屋根 高圧洗浄………… 1日
シーリングエ事……………… 6日
屋根塗装工事…………………16日
外壁他塗装工事………………12日
検査・手直し………………… 3日
足場解体……………………… 2日
同時進行する作業もあるので、全部で25日(休日を入れると29日)の予定になりました。
いつ、何をどうするのかがしっかりわかるので安心です。
見積はおおよそ150万円。
内訳は
・足場仮設工事
・シーリング改修工事
・屋根塗装工事
・外壁塗装工事
・その他
で、その詳細と金額もきっちり表記されています。
見積もりも、きっちり細かく提示してくれるのが嬉しいですね。
※工程表、見積り内容はあくまで概算です。実際のものとは異なる場合があります。
詳細が決まれば、いよいよ作業開始。
塗装工事と完成の様子は、後編でご紹介します!
後編はこちら
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